|
「蝉の抜け殻」
日本からつい先日ミャンマーに戻りました。今年の日本の猛暑から比べるとミャンマーが過ごしやすいとは夢のようです。 塾長雑話も書いては捨てての連続でなかなか先に進まない状況が続いていましたが、これからはもっと気楽に気づいたことを皆様にお伝えしていこうと思います。 今、夜10時半になりますが、家の周りで蝉が今も鳴いています。ミャンマーの蝉はその声から判断して種類があまり多くないようです。アブラ蝉、ひぐらしのような蝉しかいないように感じるのですが・・・ 日本では夜に蝉はこんなにうるさく鳴いていたでしょうか? 一日中蝉の声がして、家の周りの木にも止まって鳴いているのですが、ミャンマーに着てから蝉の抜け殻を私は見たことがありません。先日までいた日本では庭に出て遊んでいた子供たちが、30分もしない内に抜け殻を30個も集めて珍しそうに標本作りなどをしていました。一体蝉がいるのに抜け殻は何処へ・・・ ふとした疑問が無数に身の周りにあるミャンマーにまた気がつきました。 我が家は道路から少し奥まったところにありますので、夜はとても静かで蝉やら虫の声やら色々な音を楽しむ事が出来ます。今の日本では田舎に行かなければ会えないような虫にも出会えます。庭で観る蛍も風流そのものです。私が日々塾生たちと過ごしている野球場では時にはフクロウまでも飛んできます。 町の中には今も多くの緑がおおく、乾季には夜になれば無数の星が眺められ、都会にいながら自然に囲まれて幸せと思いきや、先日日本から来られた医師の方が、ヤンゴンの空気は非常に悪いですよ!車、特に排ガス規制をしていないディーゼル車は最悪の上、劣悪な軽油を燃料としている為その排気ガスの悪影響たるや最悪とのことである。特に子供達に与える影響は深刻で、気管支炎、喘息、喉頭癌の発生率が上昇しているとの警告をされています。 ミャンマーに限らず、途上国向けに営利目的で輸出されている中古車の環境に与える影響は計り知れないものがあり、日本で規制され、排除された車が国外で公害を生み出す原因になっている事に気づいていながら、規制を輸入した国の責任に転嫁するような考え方で良いのでしょうか? 需要があるからしょうがない?日本で不必要になった粗大ゴミは途上国へという流れがいつになったらゴミを創出する側の責任として見直されるのでしょうか・・・・
ふと・・・思う、いつまで、こうしてヤンゴンで蛍を眺め、夜中に蝉の声を聞き、星空を眺めてホッとする時を過ごすことが出来るのでしょうか・・・・
岩崎無双塾 塾長 岩崎 亨
|
|
この Web サイトに関するご意見やご質問は (スパムメール対策のため宛先を画像化しております。 |